2020-05-29 Fri

イルシオンウィークリードカタ民あぐり、イルシオン景気の終焉を悟り無事死亡
オース武器シリーズは去年8月末の登場以来、ながらく最新モデルの武器でしたが、ここにきてついに新製品「白の騎士団シリーズ」が登場しその座を明け渡しました。
まだ猫じゃらしのみ先行投入されただけだし、それも課金武器だし、エンチャントの性質上(増幅/強撃など)、過剰精錬してようやく本領発揮するものだからまだまだオース武器の需要はなくなりませんが・・・
それでも、買取屋さんの急激な規模縮小と買取相場の低下がすべてを物語ってますね。
先行投入されたのが猫武器だけにもかかわらずここまで暴落するのは、オース武器素材需要の大半をねこじゃらしが占めていたからでしょう。猫メインで活動している上級プレイヤーさんたちはこぞって新武器に移行するでしょうから、使わなくなった完成品のOSねこじゃらしがお古として市場に出回ることで、素材の相場が押し下げられますからねぇ・・・
謎の付属品を90kくらいでおいて朝起きたら売り切れていた黄金時代が再び訪れることはなさそうかな・・・名残惜しい(;_;
イルシオンウィークリーに見切りをつけて、GHMD周回に切り替えるというのも手ですが・・・
エンチャント触媒がワールド倉庫に対応していないというのがネックですよね。B鯖に集めて露店に出すということができないから稼ぎが安定しない気がする。そこは今後の新武器の実装状況などにもよりますが。
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【コラム】4次職の話
独断と偏見に基づく4次職チェック

Priest(聖職者)→High Priest(高位聖職者)→Arch Bishop(教皇?)→Cardinal(枢機卿)
順調に出世してたのに、降格してる・・・!?と思ったけど、Arch Bishop(大司教)という解釈だったのかも!なるほど、そうきたか。
ROを始めたばかりのころ駆け出しのアコライトだったプレイヤーは、ついに枢機卿という地位に至って教皇候補に名を連ねるまでに成長。じゃ次はThe Pope(教皇)やね。5次職実装を見据えた深謀遠慮とはさすが重力神。
聖職者島耕作とか、そんなスピンオフ作品が作れそうと思いました。

こういうのでいいんだよ!
そもそもルーンミドガッツ王国の国教であるオーディン信仰ってキリスト教がモチーフになってるんじゃん。
なのに2-2次職系列の僧兵(モンク)がどんどん仏教に寄せていくからどうしたものかと思ってたのよ。
修羅ってなによ修羅って。北斗の拳か!
だから原点回帰よね。いいことだと思う。
だいたいさ、プリーストはヒーラー、モンクは退魔師、異教徒狩りでいいじゃん。モンクの上位職はゴーストスイーパーとかエクソシストであるべきだったんだよ。
ふーむ、でも、異端審問官かぁ。FFTとかベルセルクのイメージなので悪役感が半端ない。

????「ヴァレンシュタイン、無事か!?」
ヴァレンシュタイン「はい、陛下。陛下をお守りするのが我々インペr・・・・ほ、ほぎー」
アリだー!
いやいやいや。これはダメでしょう。王国正規軍(ナイト系)に対して近衛軍(クルセイダー系)という対比で実装されていて、パラディン(聖騎士)とかロイヤルガード(王室近衛)だったわけじゃん!ミドガッツ王国は帝国じゃないんだから・・・
そもそも名称的にロイヤルガードが最上位の職位に当たると思うから3次職でこれ使ってしまって迷走した感があるね。
アップデートは計画的に。

うん、これはこれで正統派な進化って感じですよね。
でも、ブラックスミス系列は「職人(Craftsman)」の派生って感じだし、じゃぁArtisan(匠、名工)とかでも良かったんじゃないかなって。Meisterだと多義的すぎるから、アルティザンだったらもっとこう範囲を限定してイメージを損なわない気がする。
3次職でメカ弄りに手を出してサイバーパンクな方向に行くかと思ったけど、職人気質を忘れてない風貌に戻ったのでちょっと安心感。いやまだ実際の仕様見て見ないと分からないけど。

うーん。ここが1番迷走している気がする。しょうがないのかもしれないけど。
いや、スキルの仕様を見れば一貫性はあるのですよ。
Wizard系列は学問として魔術を極める職で、Sage系列は自然現象を力学的にコントロールし、果ては四大属性をつかさどる精霊を使役するに至る職。これは最初から一貫しています。
ただ、職名がすごく気になる。先日の皿ちゃん紹介記事でもすこし書いたけど、魔法使いを意味する英語ってたくさんあって、おおざっぱに言えば全部「魔法使い」って訳せるんだけど、使用された文脈によってそれぞれ微妙にニュアンスが違ったり、あるいは特定の使われ方をされ過ぎたせいで意味が固定されてしまったりするのよね。
たとえばnecromancer(ネクロマンサー)って言われたら

こんなイメージじゃないですか。死霊術師(ネクロマンサー)とか言われたりする。ゾンビとかスケルトンとかを使役したり、即死系魔法を使ったりするような感じ。つまりROのネクロマンサーはそのまんまイメージ通り。
でも本来、辞書的にnecromancerっていう言葉は「霊媒師」or「黒魔術師」くらいの意味しかない。
霊媒師って、要は先祖の霊を呼び起こして云々とかいう、占い師とか大川〇法のことだし、
黒魔術師のほうは広義の魔法使いと同じ意味です。
それが、ファンタジー業界で死者を扱う職業としてばんばん登場したせいか、いつのまにかネクロマンサー=死霊術師みたいな固定概念になってしまっているのですね。
そもそも魔法という概念そのものが、ファンタジー世界では善悪とは(基本的には)無関係なものなのに、現実世界では反キリスト教的というか、悪魔と契約して超自然的な力を行使すること=黒魔法という感じで発生しているので、魔法使いを意味する言葉はだいたい悪者というニュアンスも含んでいることが多いです。
Warlockなんて「男性の悪い魔法使い」って意味合いの強い言葉なので、3次職の名称としては不適切だったんじゃないかなぁって。コスチュームもイマイチだし。♀ハイウィザードこそ至高なんだよね。
あと先日の記事でジラントは悪い魔女であるからSorcererはぴったりかも、というようなことを書きましたが、ソーサラーには邪悪な精霊を使役する悪い魔法使いという意味と、単純に魔法使いという意味と、文脈による使い分けがあるので前者の意味で使うなら正しいと思ったのです。なので、後者の意味であれば3次職のソーサラーは悪役ではないですが・・・精霊を使役する魔法使いというニュアンスまでは出てこない気がするんですよね。
だから、転生二次くらいまでは、ニュートラルな、つまり善悪に捉われないイメージで職業名を統一しようという意志が感じられて違和感はないんです。
Magician→Wizard→High wizardとか正統派進化だし、これらの言葉は魔法を使う人を示す包括的な名詞なので悪者の印象は薄いですし。
Sage→Professorという流れも、科学と魔法が調和した魔導科学が発達したシュバルツバルド共和国でこの職業が発展していることを考えると自然でいい感じだったんですけどねー。
ウィザード系列はだから、東方の三賢者マギ(magi)を語源とするMageを3次職で使えばよかったのにとは思いますね。
そしたら4次でArch Mageだし釣り合いもとれる。
セージ系列は難しいですね。ジラントがソーサラーということになっていて、プレイヤーサイドは善、ジラントは悪のソーサラーという使い分けになっているので、RO世界では精霊の使役における契約に善も悪もないという解釈でいっているかんじなんでしょうか。
しかし、霊を使役する魔法使いというと他にはコンジュラー(Conjurer) という言葉があって、霊を呼び出す(conjure)者(er)という意味で流通しているのでこれでよかったんじゃないかなとも思います。
形而上的な現象の研究の果てに、それを使役するに至った人という解釈で行けば、学者が精霊を使役するようになってもおかしくないでしょう。
というか、エレメンタルマスターとか既存の魔法使いを示す英語を一切使わない造語に走るくらいならコンジュラーのほうが伝統があっていいような気もするけどな。
コラムとしてはこんなところで。
ほかは無難だったり想定内だったり・・・ドラゴンナイトとか、そのまんま過ぎて弄れなかったデス。

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