2020-09-30 Wed

遅きに失した感もありますが、ルーングリーブの話。
「ハンドレッドスピアを主力スキルとする型=YSF型」という構図を破壊し、この型にもある程度の装備の自由度を与えるきっかけになる装備です。なのでもはやYSF型というのはハンドレッドスピア型の中の一形態に過ぎなくなりました。
今後は、主力スキルが何かによって分類すべきなのか。
とはいえ、ちょっとシミュれば分かりますが、ルーングリーブを軸に装備とスキルを構成したハンドレッド型こそが今や最強です。
ひそかに尊敬しているとあるRKさんが+8ルーングリーブを入手して使用感を公開されておられましたが、1撃あたりの与ダメがすでに現状の私のソニックウェーブの1撃と同等かそれ以上に達しているのを見ました。
ハンドレッドスピアは、周知のとおりそれをASPD193で連射できるわけで、ASPD190が限界のソニックウェーブ使いとしては「1撃あたりのダメージのハンドレッドスピアに対する大幅な優越」という特長を失った形になります。
敢えて言うならソニックウェーブ型がジャスパーサークレット以外装備部位が自由であるのに対し、ルーングリーブ系ハンドレッドスピア型は詠唱とディレイ100%カットという縛りがある分においていくらか不自由であるということくらいが、残った優位性でしょうかね。それでも極めようと思えばキエルcなどの導入によってディレイカットはいかようにもなることを考えれば、「ASPD193での連射可能」「DEF無視/錐効果の両方が利用可能」という圧倒的優位性の前には霞んでしまうでしょう。
何より待望の職靴がこの2つの型双方にとって使い勝手がいいわけではなく、はっきりとハンドレッド型(あるいは、ドラゴンブレス型)のための靴であったことがショックでした。
ソニックウェーブ型でもドラゴンブレスの時に使えると考える方もいるかもしれませんが、詠唱もなく、HITより必中で攻撃を当てに行く装備構成を志向しやすいソニックウェーブ型では高DEXにする意味があまりないため、たとえ固定詠唱-70%装備を持っていたとしても靴は天秤宮靴が無難であり、いよいよ使い勝手が悪い靴なんですね。
そして逆に言えば詠唱時間を削るため高DEXであることが多いハンドレッド型にとっては、そのままドラゴンブレス装備としても使いやすいことを意味します。ご丁寧に移動速度増加オプションまで付いているのが憎い。
「クールタイム0.2秒の代わりに詠唱・ディレイ無し」「型の根幹を成す装備(ジャスパーサークレット)が頭上段占有でありファントムオブマスカレードが使えず、装備のオプション性能(イグニッションブレイクを取得するなら強制的にDEF無視50%になる)と相まって錐効果が利用できず、DEF無視一択」
ルーングリーブの登場により、ソニックウェーブ型の二大特徴が、今や呪いのように大きく圧し掛かってくる始末です。
したがってルーングリーブ系ハンドレッド型のDPSにソニックウェーブ型で対抗するためには、
「+9覚醒淤加美神の羽衣」「+9ファフニールブレス」「サイズ105%錆びたアーム各種」「+8王者のブーツ<覇王>」「魔神モロクc挿しアクセ」
この辺りを揃えてやっと勝負になる感じでしょうか。
そういえば必中100の確保がハンドレッド型と比較して相当に楽というのも、ソニックウェーブ型の利点と言えば利点ですかね。
どちらの道に転んでも完成形は尋常じゃないほどの廃装備という点では同じでも、これからRKを志すなら様々な条件がハンドレッド型を志向することを促している。これが現実。
ジャスパーサークレットとの心中を決意した私にとっては失意の職靴登場となったのでした。

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